自宅防音室をつくってわかったこと その2
さて、工事は開始されましたが防音性能(遮音)について
まず性能の目安※防音対策.comさんを引用させていただきました
遮音性能 | D-65 | D-60 | D-55 | D-50 | D-45 | D-40 | D-35 | D-30 | D-25 | D-20 | D-15 |
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ピアノ、ステレオなどの大きい音 | 通常では 聞こえない |
ほとんど 聞こえない |
かすかに 聞こえる |
小さく 聞こえる |
かなり 聞こえる |
曲がはっきり 分かる |
よく 聞こえる |
大変よく 聞こえる |
うるさい | かなり うるさい |
大変
|
これは発生する音が90dbを想定して出されたものと言うことですがエレキギターですと個人練習室としてなら90db想定で十分でしょう。
因みにドラムだと100db以上、プロのドラマーだと120dbとか凄まじい音とバスドラの音圧だと思われます。
スタジオ練習でもドラムの音はうるさいですよーそれとベース
話を戻して私個人の自宅防音室ではドラムをたたく訳ではないので、あくまでも課題曲の事前練習がメイン。フレーズやコード、運指を覚えたらスピーカーから流した原曲に合わせてタイミングを掴むなんて流れでやれればOK!
と言うのもバンドって知らない曲を課題にするなんてザラだったんです。
そもそも素人バンドなんてよっぽどでない限りお客さんは入りません。チケット売るのが大変なんです。
なので呼べるお客の年齢層に受けそうな曲、それもだいたい邦楽となります。
私は若い頃ほとんど邦楽POP聴いて過ごしてなかったので知らないこと甚だしい
例えば浜田省吾さんのリクエストが多いから...なんて言われても「どげな曲?」
なので曲を聴いて覚えないといけなかったんです。
どんなの聴いてたの?と言うと「ツェッペリン」「ヤードバーズ」「ジミヘン」なんて感じで、まぁ素人ステージじゃそもそも...なんですね。
私は防音性能をD-50程度以上は欲しいと業者さん注文してたのですが、業者さんは事前に昼と夜、防音室想定室の外の騒音を複数箇所計測に来ました。
確か昼は50dbを余裕で超え、夜でも45db程度を計測する状況で、その結果D-50を出せれば騒音トラブルになることは考え難いとわかりました。
窓の2箇所と天井部の三角FIX窓は開放感、明かりとりの面からも残したいと主張したので2箇所の引き違いサッシは押し出し窓の2重サッシに交換し、その内側にも2重サッシの窓を空間を置いて設置。(写真の茶色の窓枠)三角FIXも内側に10㎝超の間をあけて2重ガラスをはめ込み。
一定の間を開けることで防音効果を高めるそうです。
その間については内壁を盛り重ねていますのでなんら問題なく写真の様な仕上がりになりました。
この写真の段階でまだ工事半分程度だったでしょうか?
工事開始から2週間以上経過してたと思います。
先はまだまだ長いのです...
では今日もこの辺で、続きはまたです。