自宅防音室をつくってわかったこと その3
さてこの記事も3回目となりました。
この写真は外ではなくて隣の部屋、息子が使用している部屋側の壁です。
実はこれが一番の難問で、木造の在来工法で建築した家なので鉄筋のマンション隣室とは異なり板壁だけみたいなもの、なので音を防ぐにはしっかりとした防音施工が必要となります。このボードもボード自体が普通の壁に貼るものより厚いものなのですが順番は確かこんな感じ。
・板壁に枠組みして防音材を入れで最初のボード
・また同じ様な形で防音材(若干違うと思います)
・それを塞ぐ写真のボード
まあ2重なんですね。
この防音施工の上に布製の壁紙でも貼るのかな?
なんて思っていたら、これが大違いでした。
この面の壁には写真の様な防音仕上げ材でフィニッシュ!(と云うかは知りませんが)
吸音切り込みのところから見えますが、この仕上げ材の裏側には吸音材が張り付いています。
元の壁からすると暑さで約20㎝だそうでした。
しかしこれでも隣室の防音性能でD-45程だとの事でした。
ここまで来ればだいぶ工事も進んで来た感が出ましたね。
因みに天井材は気泡の入った30㎝角位の5〜6センチは厚みがある様な材で覆い、写真の壁以外の道路側に面した壁の最終仕上げは布製の壁材と云うのが見えてきて雰囲気がわかる様になったのがこの頃です。
写真が暗いのは帰宅した夜に撮影してて、室内にはまだ照明器具は付いていないためです。
次回はだんだん仕上げの画像をご紹介して行きます。
ではまた次回に〜