自宅防音室をつくってわかったこと その4
さて今回はその4
防音工事の内訳(詳細)について書いてみます。
この工事の工務店は私の古くからの友人が社長だと云うことを先ずは考慮して下さい。
通常の防音工事価格ではありません。
総額で税抜き240万円
因みに防音工事専門の設計会社にも同様の要求で相見積りをお願いしたところ2社共に約100万円超の違いがあり、340万円と370万円程度だったと記憶しています。
勿論友人の工務店は防音工事業者さんに設計施工を外注しました。
その業者さんはよく公共施設の音楽室やホールを請け負っている会社で、施工完了後には性能測定保証書なるものをきちんとした冊子にして提出してくれました。
しかーし、今回それを撮ってご紹介しようと探したんですが...ないっ!
捨てることは考えられないんでどっかにあると思うのですが?また見つけたらご紹介します。
と、前置きはこれまでにしといて本題です。
大まかに以下2つになります
⑴音響内装工事
⑵音楽室工事に伴う付帯工事
⑴の内訳
・墨出し等
・防音工事
浮き床、壁フカシ工事、天井
・防音ドア2本
・サッシ3箇所+建築本体工事
・消音換気BOX
・防音副資材
床10.2平米、天井11平米、壁36平米の工事となります。
次に⑵の内訳
・内装工事
床タイルカーペット
壁クロス
天井ダイロートン
巾木、廻り縁
電気工事(専用回路、LAN、マルチメディアコンセント)
・エアコン
・木製ブラインド
・諸経費
てな感じで、⑴が¥1,891,000、⑵が¥509,000
ちょっと補足しますと、電気工事の専用回路とは
分電盤から枝分かれさせず直接に持ってきた回路を2本持ってきてコンセントにしています。理由はアンプのノイズを軽減する目的です。
また天井ダイロートンとはロックウール吸音板というもので大建工業さんのブランド名だと思います。
この写真の時点ではまだ内装工事が済まされておらず、ブラインドなどもこの時点で寸法を測って製作に入る段取りでした。
なのでブラインドの取り付けは引き渡し後約10日後程だったと思います。
さてほぼ完成が見えてきました。
次回は完成後の内装や使用感をご紹介して行きたいと思っています。
今回もご購読いただきましてありがとうございました。