自衛隊さんの糧食事情を考えてみた
自衛隊員といっても陸自、海自、空自と3自衛隊がありますし、その職種は多岐にわたります。
陸上自衛隊で16種類
・普通科
・機甲科
・野戦特科
・高射特科
・航空科
・情報科
・施設科
・通信科
・武器科
・需品科
・輸送科
・会計科
・衛生科
・警務科
・化学科
・音楽科
こんなにあるんですね...
次に海上自衛隊にはなんと50種類!
航空自衛隊には30種類!
もはや羅列する気持ちが起こりません。
この様な自衛隊さんの中で、身内に陸自さんがいるので聞きかじったお話を致します。
糧食!
陸上自衛官のお食事事情ですね。
大きく分けると、駐屯地内の食堂と状況中(演習時などらしい)の戦闘糧食。
駐屯地内の食事は外部業者が委託で請負っていたり、自衛官が行なっていたりと、その駐屯地によって違うそう。
それだけに関わらず、どうも駐屯地によって美味しい隊内食堂とあまりそうでもない隊内食堂があるそうです。
北海道の旭川駐屯地が美味いとか、九州だと相浦駐屯地や北熊本駐屯地などが美味しいらしいです。あくまでも噂レベルとお気に召されぬ様に...
私も戦闘糧食を実際に食べた事があります。
鶏めしや魚の煮付け、でっかい切り幅のたくあんなどなど。
よく自衛隊の戦闘糧食は世界一美味しい!!
なんて言われることを耳にしてませんか?
私見としてですが、はっきり申しまして”大して旨くありません”
すみません。
まあ、そんな言っても状況中、山の中とかでの演習中のことだったりしますが、そんな時は疲れてるし美味しいんじゃないの?なんて私も思ってましたので、その身内に聞いてみましたら返事は旨くないってあっさり言ってました。
また戦闘糧食はパック飯とおかずのレトルトを渡されて、別途ヒートパックを配給されるそうですが、あれっ、一纏めになってないのって思いませんか?
よく元自の芸人さんがYouTubeでどこどこ国の戦闘糧食食べてみたーってやってますよね。
元自衛隊員が中国軍の戦闘糧食を食べてみたら!驚きの連続・・・元自衛隊芸人トッカグン
自衛隊は別々なんだそうです。
演習などで数週間駐屯地を離れて山にこもる場合なんか、大抵の隊員はお菓子やラーメン、粉コーヒーなんかたっぷり買って持って行くそうです。
粉コーヒーは小隊毎にお金出し合ったりして。
その他国さん方の戦闘糧食を拝見すると、一食分でひとパックだったり、1日分でひとパックだったりしてますが、みてる方はお分かりの通り内容物の充実度の違い。
・お手拭き(ウェット)
・紙
・主食
・メインのおかず
・ソース類やら何やら
・甘い粉ジュース
・粉コーヒーや紅茶バック
・シュガーにクリーム
・甘いお菓子(チョコだったり、ジャムだったり)
・プラスチックスプーンなど
・ヒートパックor固形燃料
まあこんな具合。
どなたか、元傭兵さんがテレビで以前話していた内容で「戦場の最前線で絶対に手に入らない物は、冷たい飲み物と甘い物だ、だから後方に下がって先ず口にするのは冷えたビールとパフェなんだ」だいたいこんな話でした。
皆さん気づきませんか?
私は勝手に思い込んだんですが、外国軍はパックに甘い物をしっかり詰め合わせてますよね。西と東の違いではなくて、その証としてお隣の大国さんも同様でした。
これ自衛隊は戦闘を前提にした糧食になってませんよね。
日本には軍は存在しない!と言われればそうでしょうが...
それなのに”日本の戦闘糧食は世界一美味い”なんと虚しい響きなんだろ。
大戦の時とあんまり変わってなくない?
演習でお菓子買ったりラーメン、粉コーヒーを自腹で買ってる自衛官さん方はちょっと気の毒だなと思ってしまいます。
また因みに駐屯地内の隊内食堂も給与天引きですし、隊舎内のゴミ袋にトイレットペーパーも小隊毎で自腹だそうです。
何でもトイレットペーパーは予算で賄う様になるとの話になっている様ですけど...
友人も殆ど知らなくて呆れて聞くのでブログにしました。
多少間違えがあればご指摘ください。
ではご購読ありがとうございました。
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