路傍に吹く風の如く

徒然なるままに〜とりとめのない話になりそうですが、日々感じたことや考えたこと、体験談や出来れば冒険談など紹介したいです。

エアコンなしで過ごせる日に

ここは南国鹿児島

とは言え、最近では関東や東北の恐ろしいばかりの気温をニュースで拝見しているので果たして南国がどれほど意味をなすのか...

 

今日は雨模様(今は曇り空)の予報で太陽が隠れているせいかエアコンをつけずに過ごせている。

いったい何日振りなんだろうか?

 

私は子供の頃から夏が好きで部活に遊びに様々な想い出がある。

水泳の県大会や少年野球夏の大会での優勝、早朝友達とよく行ったクワガタ捕りに阿蘇の渓流や天草そして志賀島でのキャンプなど。

もっともその頃は鹿児島ではなく熊本で過ごしていた。阿蘇や天草は小学時代、志賀島は中学時代にいずれも友人らと自転車で向かった。

その後高校の部活が終わるとサーフィンに熱中し以後学生時代は季節に関係なく海に入り浸り、そして夏の沖縄が好きだった。

 

そんな状態だったからか夏と言ってもその期間に違いがあるとは感じてもいなかった。

私には梅雨が明けたら夏、そしてやがて晩夏から秋くらいの印象だったのだが15年程前になるだろうか、ふと梅雨明けからお盆までが最も暑い夏なんだなと気がついた。

不思議にもそれ以来お盆明け後を意識することが当たり前になり、そして今日の様にエアコンつけずに扇風機で過ごす日などに「やっぱりお盆過ぎたらひと段落だな...」なんて独り言ちする。

勿論そんなに季節は暦通りじゃないよ、なんて事も頭では理解している。しかし私の中ではそれでいい。

 

九州は他地域に比べると陽射しが強い。

そして同じ九州でも鹿児島に来た年は妻共々鹿児島の陽射しの強さに閉口したものだ。

大隅半島南端にドライブに行けば空に浮かぶ雲がなにやら沖縄の様な浮き雲で随分遠くに来たもんだな、なんて思いもした。

長年住んだ今では慣れてしまってそんな感傷を覚える事もない。

これもそれでよし。