自宅防音室をつくってわかったこと
エレキギターを思いきって弾きたいー
この念願を叶えるべく4年前にリフォームしました。
リフォーム業者さんには
・きちんとした防音設備業者に設計施工させること
・遮断性能D -50程度
・味気ない音楽室みたいな内装にしない
大まかにこの3点を要求しました。
防音設備業者に設計と言うのは、一般の施工経験のない工務店さんでは遮音材などを入れるだけでは音漏れが防げないだろうと言う点と音響障害が懸念されたので。
次の遮断性能については例えば発生する音量が80dbの場合D-50では
80db(発生する音)ー30db(聞こえてくる透過音)=50db(遮音性能)
となります。100dbなら外に漏れる音は50dbって事ですね。
エレキギターをアンプで出力する場合、当然ボリュームを絞れば小さな音なので防音室なんて要りません。しかし当時バンドを組んでて、演奏曲に合わせてエフェクターで音づくりして行くのですが、大音量時は全く違うんですよねー、まぁそうとは言っても現場で手直しは絶対必要ですけど...
でもだいぶ違いましたよ、手直しは音の抜けを調整するくらいで済むようになりましたし。
最後のインテリアはかっこいい方がいいかなって。
部屋は2階の6畳間を選定して構造上大丈夫なのかを計算してもらう事に。
これは資材の荷重ですね、半端なく重いです。
なので本来であれば1階が理想、もっと良いのは地下となりますが地下とかそんなもの無いし1階は妻に却下で終了。
1階だと遮断性能をもっと上げて、例えばドラムを演奏できる防音室なんてのも可能となります。それと構造が鉄筋か鉄骨か木造かで違いますね。
私の家は木造なので自ずと範囲が狭くなります。
構造計算をクリア→平面立面図作成→ドアやサッシ、壁床天井材決めなどを経ていよいよ工事へ。
当然見積もりは入念に確認します。
大まかに6畳間が完成後は5畳程度になりますし、床も20㎝程嵩上げされ天井はそれ以上低くなります。天井は幸い三角天井で非常に高かったので気にはなりませんでしたが。
入り口ドアも外ドア内ドアと2重ですが、これが半端ないっ!外ドア60キロ位?内ドアはなんと90キロ超えーー
施工前は全く知らなかったのですが、搬入時に軽くひきました...
てな具合で工事へ〜
続きはまた